a3f6c80a.jpg今日は、常連のお客様を始め、伝統工芸館の他会場からの流れで、様々なお客様にお越し頂きました。
着付教室がご一緒という団体様や、男性の職人さん、「平良敏子さん&白州正子さんに傾倒して。」と言われる方、福岡から偶然来られて「黄八丈(山下八百子さん作)に釘付けになりました。」とおっしゃるご婦人・・と、皆さま、染織工芸品にお詳しい方ばかりでした。

お写真の久子様は、仲良しの従妹でいらっしゃる、ますみ様とご一緒に・・。
福島輝子さんの帯をご覧になると、「うわー、以前より華やかな地色で、色数は抑えてあるのね。私のはたくさん色が入っていたので、また全然違った感じ。」と、ますみ様。
首里の宮平家:花織の帯の展示スペースでは、「花織も高価で気品があって、あらたまった感があるけれど、私は普段着として締めたいの。」と、久子様。
お二人とも、「いいなー、と思う物がどんどん進化していくみたい。」と、作品との出会いを楽しんでいらっしゃいました。

また、今日はモノづくりに携わる男性にも、作品をご覧いただきました。篆刻(てんこく)作家で、骨董品等にもお詳しい幸男様と、桐箪笥の職人さんです。

お二人がいらした時間帯は、別々だったのですが、それぞれ「良いモノ(優れた物)」について、
「いい物を見る、とか、いい物に対してお金を使うのは良いこと。」 「普段は贅沢をしないが、これぞ、という物に出会った時は、お金に糸目をつけたくない。」 「良い物は何十年も使える。いい物を大事に使うことが大切ではないか。」 「今は使い捨ての時代。物を大切にしない人が、大人も含めて増えていて、嘆かわしい。」というようなお話を頂きました。

繰り広がる作品を目の前に、私達も圧倒されるのですが、今日ご来場の皆様が感じ取られた様々な思いも、もしかすると、つくり手のところまで伝わっているかもしれない、・・そうあってほしい、と思った次第です。
今日もおつきあい頂き、ありがとうございます。

染織工芸サロン 和の國 スタッフ 鋤先美紀子