2010年11月

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ひごなびちゃん



最近、ひごなびで頑張っています。

 
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 あと、男の着物日記は日々更新しています。

 読み応え十分との声も・・・。!(^^)!


 明日から、待望の「大島紬と結城紬展」です。

 心美眼のあるきものファン大集合です。!(^^)!




      きものサロン和の國 茨木國夫 拝

大島紬の魅力

20f2d036.jpgこんにちは、スタッフの鋤先美紀子です。ここ数日お昼間は暖かく、とても気持ちの良いお天気ですね。
今日は、私が焦がれる本場奄美大島紬(以下、大島紬とも表現しています)について、書かせて頂きます。

私が大島紬に魅了された最初のきっかけは、和の國の「現地研修〜本場奄美大島紬」です。
天然染料で染め上げられる、濃く温かみのある見事な黒、それに何とも言えぬ艶やかさで美しい色合い。
そして、一反が出来上がるまでの各工程では、気の遠くなる程の緻密な手作業が行われていて、とにかく感動してしまいました。

研修後も、お店で大島紬に触れる度に、愛情がどんどん湧いていきます。
次のきっかけは、「九州の色彩と文化」というシンポジウム(色彩学会)です。ポスター発表のために改めて調べた内容や、当日聞きに来られた方々との会話の中で、より、大島紬への思いが高まっていきました。

このような機会に恵まれることは、本当にありがたいことです。
来週26日から始まります「大島紬と結城紬展」で、みなさまにも実際にご覧頂ければ、幸いでございます。


■本場奄美大島紬の魅力
 黒々として艶のある地風に、白い絣模様がくっきりと浮かび上がる。
 軽くて生地にシャリ感がある。
 産地の原料を使用する:糊(ふのり、イギス)、染料(テーチ木(車輪梅)、顔料(泥田)。
 全工程のほとんどが、緻密な手作業で行われる。


■特徴的な技法

1)締機(しめばた)による絣糸づくり:
 経絣と緯絣の絣括り作業を、手機で行う。
 締機には木綿糸を経に張り(上糸と下糸)、緯に絹糸を通して堅く締めながら織り上げる。
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これを絣筵(かすりむしろ。写真下)といい、1枚で10cm程織られる。
経の木綿糸が括り糸の役目となる。
絣筵のまま染色すると、締められた部分が白く残る。
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2)染色:
 テーチ木(車輪梅)染めと泥染めを繰り返し、糸は柔らかくこなされ、独特の渋い黒褐色に染め上がる。
  (1)テーチ木(車輪梅)染め3回
  (2)石灰水浸け1回の後、水洗いし、脱水
   (1)、(2)を5〜7回繰り返し、
  (3)泥染め1回の後、水洗いし、空気中で酸化させる

  (1)〜(3)を一工程とし、3〜5回繰り返す。

 テーチ木染めは、約80回(100回以上のことも)繰り返される。
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3)一元(ひともと)と呼ばれる経絣糸の配列
 一 元=「経糸」絣糸2本、地糸2本。 「横糸」絣糸2本、地糸2本。
 カタス=「経糸」絣糸1本、地糸3本。 「横糸」絣糸2本、地糸2本。

 市場に流通するほとんどがカタス。
 一元(写真下)は経絣糸が2本並ぶため、絣模様が際立つ。
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■染色回数による、色の違い(写真下)
 1.原料糸
 2.テーチ木染め 1回
 3.テーチ木染め 18回
 4.テーチ木染め 36回
 5.テーチ木染め 36回、泥染め 1回
 6.テーチ木染め 56回、泥染め 4回
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■本場奄美大島紬(泥染め)とは?
 奄美群島内に在住の組合員により、奄美群島内で生産された大島紬のこと。


■「本場奄美大島紬」と正式に言える物(定義)
 ・絹100%
 ・先染め手織り
 ・平織り
 ・締機(しめばた)で手作業により経緯絣及び緯絣を加工したもの
 ・手機(てばた)で経緯絣及び緯絣を絣合わせをして織上げたもの

※写真、資料のご提供:室町の加納株式会社

やったね、結城紬!

「結城紬」ユネスコ文化遺産に!!

ケニアのナイロビで開催中のユネスコ無形文化遺産委員会(日本など24カ国)で決定され、文化庁が発表しました。

流石、結城紬、やってくれました。!(^^)!

と〜っても有り難いことです。



当、和の國では、11月26日〜28日と「大島紬と結城紬」を予定しています。

とってもタイムリーです。



画像は、和の國にて地機体験です。
               (平成21年11月15日撮影・体験者、由美子様)

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熊本ゆかり家展 着々と…。

和の國ファミリーの皆様こんばんは。
今回は、来月の催事のご案内です。

「熊本ゆかりの染織作家展」第1回 〜きもの地産地消を目指します〜   主催:和の國


と き:12/17□金〜23□木
午前11時〜午後7時(期間中無休)


ところ: きものサロン和の國
熊本市城東町4-7熊本電気ビル
☎:096-359-0805


きもの専門のライターの方より、このお話を頂いた時は、「有り難い気持ちと、和の國が主催で良いのか?」という心境でした。そして、熊本には高い美意識があり、染織作家の作品となって表れている事を眼のあたりに致しました。今回、熊本ゆかりの染織作家の作品を一同に展示致させて頂きます。ぜひ、お出掛けくださいませ。



今回は、熊本ゆかりの6名の染織作家の皆さまにご出品頂きます。それぞれの染織作家が創った「草木染の着物」と、感性豊かな…「型絵染帯」・「草木染帯」のコーディネイトもお楽しみください。



【熊本ゆかりの染織作家・出品者一覧】 (在展日順)

・堀絹子 草木染織           (12/17)
この道一筋40年、国画会の実力派。後進を育てることにも尽力、熊本における織物界のリーダー的存在。「真弓工房」主宰。熊本市在住。



・吉田美保子 SOMEORI   (12/18・19・20)  
銀座の呉服店などで個展を開催。音楽的で、詩心を感じさせる作風が人気。熊本市出身、神奈川県在住。感性豊かなブログも人気。



・岡村美和 型絵染           (12/21)
西部工芸展・日本民芸館展を中心に出品。繊細で優しい作風が魅力。着物・帯に加え、風呂敷・のし袋なども手掛ける。熊本市在住。



・宮崎直美 草木染織          (12/22)
きもの好きが高じ草木染の虜となった。そのよさを多くの人に伝えたい一心から、ショールなどを製作。今回帯も発表。熊本市在住。



・溝口あけみ 型絵染          (12/23) 
日本工芸会正会員。釜我敏子氏に師事。米国テキサス州立・南テキサス州立美術館で個展を開催。美意識の高い作品。熊本市在住。



・黒木千穂子 草木染織         (未定) 
五家荘の山から採れる植物を染料にして、紬織物を製作。その経緯は、立松和平著『染めと織りと祈り』でも紹介される。八代市在住。

「熊本ゆかりの染織作家展」に向けて

bedd2329.jpg12月17日より和の國にて開催予定の「熊本ゆかりの染織作家展」の打ち合わせも順調です。
先程、企画立案者の安達絵里子様(お写真向って右)と、染織作家の宮崎直美さんが「40周年 堀絹子 手織りの道」をご覧になった後に、お立寄り頂きました。

今回ご出品頂く染織作家は、岡村美和氏(型絵染)、黒木千穂子氏(草木染織)、堀絹子(草木染織)、溝口あけみ(型絵染)、宮崎直美(草木染織)、吉田美保子(草木染織)の6名です。


企画を温めているうちに、はや開催まで一ヶ月少々となってまいりました。
この会は、「きもの地産地消」目指す催事です。
いい催事となりますよう、全力で取り組んでいます。

どうかよろしくお願いいたします。
また、出品者のご紹介、作風などは追ってお話させて頂きます。

        きものサロン 和の國   茨木國夫 拝

こだわり-2の1 【草履編】

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花緒、可愛らしいと思いませんか?


右より、
・サンタクロース
・可愛いいウサギちゃん
・ふさふさウサギちゃん
             …です。



お好きな花緒を選んで、そしてお草履の台を選んで、そして貴方だけのお洒落な草履が出来上がります。

そして、その履き心地も、日本一の折り紙つきです。
なぜならば、私どもは長年にわたり商品開発をして、やっとの思いで、日本一履き心地の良い草履を創りだすことが出来たからです。

その名も「乙女(おとめ)」、完全、和の國オリジナル草履です。





そんな、履き心地の良いお草履「乙女」には、7つの魅力があります。

1)真綿入り…真綿を圧縮(厚さ約8cm)して入れているので、履き心地が抜群。

2)形状は帆布(はんぷ)の小判型で、少し凹凸があり滑りにくく安定感も抜群。

3)左右の足に合わせたツボよせなので、しっくりと足に馴染み、至福の履き心地!

4)真綿の下の台の見えないところも、最高級コルクを使用。

5)花緒は、芯縄には麻紐を使用しているので、1度すげると緩みにくい。

6)お好きな台・花緒を選べることが出来、世界で一つのあなただけの草履が出来上る。

7)ずっと着物を着ていても、足が痛くないので笑顔でいられる。





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しかし、まだまだ魅力はこれだけではありません。

「どうしたら、よりご満足頂けるか?」というテーマのもと、M・Lどのサイズ、またどの花緒を選んでも、均一料金です。

その理由は、「足のサイズは天性のものだから、そこに金額の差があるのは?」…って思っていたからです。
もちろん、花緒も種類によりお値段が違いますが、刺繍・組紐を問わず全て均一価格で、とてもお得です。




さて、気になるお値段ですが、正直、商品開発費、コストの面からいけば価格は、最低でも7万円程は頂戴したいのですが、その履き心地の良さを分かっていただきたいので、¥58.000-とさせて頂いています。
他店の似たような草履でも、8〜10万はしています。


また、月々のお支払に換算すると、¥4800×12回払い(金利手数料ナシ・初回のみ¥5200)となり、これで、痛〜いお草履とおさらばでき、足元からお洒落を楽しめるなんて、とっても素敵な事だと思いませんか…。





秋冬の着物シーズン、ぜひ、痛くなくお洒落な草履を履いて、着物人生楽しみましょう。
また、成人式の草履も絶対「乙女」がいいです。!(^^)!
足が痛くなって、ずるずる草履を引きずってあるくこともありません。

とにかく、草履も着物も、和の國にお任せ下さい。




次回は、オリジナル草履「乙女」の誕生秘話についてお話させて下さいねっ。



こだわり-1 【胴裏編】

和の國には、お客様に喜んで頂く為に、きもの屋のプロとして妥協を許さないこだわりがあります。
普段目に付かないところですが、そこにも美学がありますので、いろんな角度から光を当て、今回より10〜20回シリーズとして、お伝えさせて頂きます。

お付き合いくださいませ。



【胴裏編】

和の國は、「着心地」に、とっても気を使っています。着心地で大切なのは、「表地」というのは当たり前のことですが、見えないところで大切なのが「着物の裏地」つまり「胴裏」です。
私どもは、数年前までは、とにかく「品質の良いものを」ということで、「国内の群馬県産の最高級胴裏」を使っていました。その品質には絶対の自信があったのですが、それが覆される出来事がありました。

と申しますのも、胴裏や八掛などを専門に扱っている京都の専門店さんと話をしていると、「表生地が大島紬みたいなサラサラしている着物と、結城紬みたいに紬の糸を使ってふっくらしている着物とでは、収縮率がちがうので、自ずと、胴裏もそれに近い素材を選んだ方が良い」とのアドバイスを頂きました。
なるほどです。いろんな胴裏を実際使ってみて、今現在、「染めの着物・大島紬用」・「織りの紬着物用」・そして「洗張り染め替え等用」と3つの胴裏を使い分けています。

意外や意外、「和の國の着物が着やすい」と言われるのは、上記のように細部にまでこだわっているからかもしれません。

11月の和の國

11月の和の國の行事予定

●11月08日(月)和の國着付け教室 ・10時半〜 13時〜 ・15時〜 ・19時〜
  当教室の特徴:母から娘へ 分かりやすい着付け・帯結びが好評です。
  事前にご予約下さい。 「和の國ブログを見た!」で、見学・体験無料 
  (問)096-359-0805 和の國(営業11時〜19時)



◆〜KKRカルチャースクールのご案内〜  テーマ:12月の和の暮らし 講師:茨木國夫
  11月9日(火) 講座 11.30〜 食事12.30〜
  KKRホテル熊本4F 日本料理レストランまつり ・受講料 3.000円 ・定員20名
  ※ご予約は、KKRホテル熊本 096-355-0121 まで 講師がユニークなので楽しい講座保証付き。!(^^)!



●11月10日(水)19時〜 人への着せつけ「振袖編」【会員限定】 
  NPO法人きもの普及協会主催 ・和の國にて 会費¥1.000-
  来年1月10日(月・祝)は成人の日。そこで今月と来月2度にわたり「お振袖の着せつけ」の研修会を行います。



●11月14日(日)19時〜 前夜祭【きものの日(11/15)を祝おう会】 於:和の國
   参加費¥1.000-、一品持参(料理・お酒・ケーキ)、お鍋予定
   ※きもの談義をしながら、皆さまと懇親を深めるのが目的です。
   服装は洋服でもOKですが、何か一品持ち寄り下さい。!(^^)! 要予約



●11月15日(月)着付け教室 ・10時半〜 13時〜 ・15時〜 ・19時〜
  当教室の特徴:母から娘へ 分かりやすい着付け・帯結びが好評です。
  事前にご予約下さい。 「和の國ブログを見た!」で、見学・体験無料 
  (問)096-359-0805 和の國(営業11時〜19時) 
  ※お稽古は月3回、今月はこれにて千秋楽です。



●11月23日(日)10時〜 研究発表-2「ミニ・着物ファッションショー」於:パレア10階 
   主催:NPO法人きもの普及協会」   
   お昼12時よりランチ会(於:トラットリアロッソ)¥1.500- 要予約
   今回の研究発表は、きものの魅力でその魅力をファッションショー形式で発表します。



●11月26日(金)・27日(土)・28日(日)『対決!大島紬と結城紬』  ・ところ:きものサロン 和の國  096-359-0805
   「きもの通の憧れ」といえば、大島と結城紬…。
   その中でも、最高峰の大島紬・結城紬を揃えてみました。きもの通必見です。
   あなた様は、どちらがお好きですか…?



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今後の行事予定
12月 
 ・着付け教室 12/6・12/13 今月は2回
 ・熊本ゆかりの染織作家展 12/17〜23・於:和の國
 ・染織家「吉田美保子」講演会 12/19午前10時〜・於:パレア
 ・年末年始12月30日(木)まで。 12/31〜1/4休業



初春1月
 ・初売り1/5(水)
 ・染織家「菊池洋守展」1/5〜9 於:和の國
 ・大人の新年会 1/10 於:松葉
 ・臨時休業 1/10〜12 京都出張の為
 ・和の暮らし講座 1/13 11時30分〜 於:KKRホテル熊本 講師:茨木國夫
 ・着付け教室1/17・1/24  今月は2回です。
 ・第3回ニューイヤーコンサート 1/23 於:県劇コンサートホール



如月2月
 ・染織家探訪の旅〜「今世紀最後の技術保持者・菊池洋守氏を訪ねて」(東京都・八丈島) 2/5〜6(一泊二日)
 ・着付け教室 2/7・14・21 
 ・究極の染帯展 2/8〜13
 ・人への着せつけ 2/9 19時〜 於:和の國



弥生3月
 ・おひな様コンサート(昼夜2回)予定

          …etc…



上記のような感じで動いて参ります。
着物のことなら…、和の國へ。
ご着用になった着物のしみ抜きも、専門店にお任せください。


熊本市城東町、熊本ホテルキャッスル横
  電話:096-359-0805  営業時間:午前11時〜午後7時


どうか、今後ともよろしくお願いいたします。
           きものサロン和の國 茨木國夫 拝
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