ご存知、漢字研究の第一人者・白川静さんの訃報が熊本日日新聞一面に載っていましたね。 私は、白川静さんが大好きで、高校・大学と勉強しなかったので、「字訓」「字通」「字統」を今愛用させていただいています。 

 〜私事ですがちょっと聞いて下さい〜
 我が家には、今度高校受験を控えた中3になる娘がいるのですが、よく小学校の時「この問題は意味がわからん〜。ね〜教えて。」ってよくせがんでいたのですが、その時私が口にする言葉がありました。
 それは白川静さんの言葉で「読書百遍ギ、自ズカラ現ル」(ドクショヒャッペンギオノズカラアラワル)で、その意味は、「意味が解らないことでも、百回読めば解るようになる」ということです。
 娘は、最初は「なんそれ、意味わからんし…?」とか言っていたのですが、何回も問題を読んでいるとその意味も解ってきて、「あ、解った」と言ってよろこんでいました。またその後も、「この問題は??」って聞いてくると、「ハイハイ、読書百遍ギ、自ズカラ現ルでしょ。」って自分で言って自分で考えていたことが、昨日のように想いだされます・・・。

 そんなこんなで白川静さんは私の事など全く知らないのですが、私にとっては崇拝の念をいだく方で、この白川さんに学んだことは計り知れません。
 心からご冥福をお祈りするとともに、その意を少しながらでも受け継ぎ、日本語のよさ、漢字の良さ・素晴らしさを伝えていかなければと、心新たにした次第でした。