bf5009ff.jpg 昨夜、遅くに代表が帰国され、いよいよ和の國の魅力について語る、新米スタッフ・吉田のブログも最後になりました(途中脱線もしましたが…)。
 
 日々、よいものに触れ、学んでいるのですが、2カ月たってもなかなか馴れないのが、お抹茶の準備です。

 もちろん、お茶をたてた経験などなく…、それなのに、あぁ、それなのに、お客様にお抹茶をたてて差し上げることが時々あるんです(心は込めていますが、手順やら作法をしらないのでとても恐縮しているんです)。

 そんな私ですが、(少しですが)興味を持ったのが、茶杓のおはなし。お店にある茶杓は、熊本県の文化財保護審議員の阿蘇品保夫先生の手によるものだそう。
銘は「和光同塵(知恵のある人が、その知の光を隠して現さないこと…の意味)」。
 茶杓にも一本いっぽん景色があり、銘があるということを知り、びっくり! さらに、先生は、茶杓を自分で削られて、個展を開かれるほどの腕前で、その時に、販売されたものの売り上げは全額、阿蘇神社の修理資金として寄付されたのだとか…。

 お茶をすくうだけの道具ひとつにしても、これだけの物語があるということに感動して、しかも、シンプルな茶杓のありふれた姿の中にある機能美を見るというお茶の世界に、興味を持ちました。

 茶杓ひとつ、お椀ひとつ、そしてきもの一枚にもそれぞれに物語がある…。
ものには作り手がいるという、現代では見落とされがちなことに気づかせてくれる…そんなものに囲まれています。
 そして、そんな「もの」たちからたくさんの物語を聞いて、いろんな作り手の方の思いを学んでいきたいと思っています。
 なにぶん、たくさんあるので、かなり時間はかかりそうですけど…。

…というわけで、毎日忙しくも、楽しく、おいしい日々を送っています。

 それでは、長らくお付き合いありがとうございました。
代表のフランスでのお土産話を聞きに、ぜひ、遊びにいらして下さいね!
         染織工芸サロン 和の國     喜び創造部 吉田稀世