05f0e1a6.jpg昨晩は第13回和の國大学院が開催され、「幻の結城紬その魅力」という題目の講演及び実演を、株式会社宮の宮昌幸様と、妹様の黒崎奈央子さまにしていただきました。

講演では本場結城紬の歴史から、各工程のお話、技術的なことにも触れられ、「とにかく糸づくりが大切で、難しいんです。そして機(はた)に乗せるまでの下ごしらえが8割、織が2割で、織る以前の工程が大半を占めている」そうです。

また、和の國代表が別注した「くずし」という柄名の商品エピソードも披露に。
くずしでは2色の糸を使用しますが、微妙な色加減の注文品や、指定した2色の色が近く、無地(1色)のように見える物もあり、打ち合わせを重ね、何度も「この色でいいんですか(変更しなくても)?」と確認されたそうで、「このような注文があることで、我々も新しい試みに挑戦することができるのです。」とおっしゃっていました。

実演では地機(ぢばた)織りと糸取りを披露していただき、皆さまより
「5個の繭から1つの真綿ができるんですかー? しかもお着物一反には、この桶7個分の糸が必要なんて…気が遠くなります。」

「糸代が一番かかる、というのがわかります。この糸は本当に細くて、手作業なのに均一な太さでびっくりします。」

「実際の機を見、現場の方のお話を聞くことができて、今日はとても貴重な時間となりました。」

「腰で固定して、糸を張りながら織り進むなんて、体力的にもしんどい作業なんですね。」

「今までさわったことのある結城紬は、一体なんだったんだろう?と思ってしまいます。
これが本場のものなんですねー。」


と、たくさんの感嘆の声を頂戴しました。。。

ご参加の皆さま、宮様、奈央子さま、加納様、ありがとうございます。
鋤先美紀子