46bc5baf.jpgみなさまこんにちは、スタッフの鋤先美紀子です。

代表作成の「火の國染め展」パンフレットができ上がりまして、さっそく和の國ブログでご紹介させて頂きます。

パンフレットには、作品完成までの道のり等も紹介されています。
是非周囲の方々にも、ご案内頂ければ幸いです。


◆◆ 「絵」から「名古屋帯」へ
 小さな巨匠が描く…火の国染め展 ◆◆

日時: 2/16(水)~20(日)
     午前11時~午後7時

場所及び主催: きものサロン 和の國


 きものサロン和の國(代表・茨木國夫)は2年前、熊本県知事認定の「経営革新企業」に選定されました。そこで「火の国染め」という熊本の新たなるブランドを開発し、商品化する事になりました。その為に一番必要なのは「原画」、つまり「絵」です。
 
 その絵を熊本県下の高校に依頼し、他にも色々と試みましたが、なかなか前へ進みません。一年以上経ち、県の担当者から「出来ましたか?」との催促も入ってきます。熊本県の認可を受けている以上、何としても形にしなければなりません。ワラをも掴む思いでデザインのプロの方にもお願いしましたが、物別れとなりました。
 
 焦りを感じる中、「NPO法人きもの普及協会」の会員・諸熊由美様のご縁で昨年の7月上旬、大城由紀子先生(熊本市白坪小学校・特別支援学級担任)と大雨の中…出会い、興南会館で開催されている「知的障がい者の作品展」のチラシをもらいました。8月末、ギラギラと太陽が照りつける中の催事に出かけました。そこで僕は、彩り鮮やかで…感性豊かな絵を見て、「阿蘇の絵を描いてもらいたい!!」…と、体中に電気が走りました。 


05d8c743.jpg 早速、先生に「阿蘇、熊本城、そして天草」をテーマにした作品を依頼したところ、こちらの提案をしっかりと汲み取ってくださり、一歩一歩階段を上るように、どんどん良い感じで出来上がってきました。
 
 谷川砂希さん(小学校6年生)が描いた「阿蘇」は、雄大な大地の中で、楽しそうに戯れる赤牛のユニークな表情が僕たちの心を和ませてくれます。また、冨田涼帆さん(小学校5年生)の「熊本城」は、配色も素晴らしく、石垣の力強さの中にユニークさもあります。それぞれの純真無垢で伸びやかな表現力は、僕のハートをがっちりとつかんでくれました。
 
 当初は、その原画を元に「Tシャツ」を商品化する予定でした。しかし絵を見た瞬間「帯がいい!」と思い、早速京都でも指折りの染織家に、その「絵」と帯の生地を持参しお願いしました。
 
 10年前、阿蘇の溶岩を見てひらめき、そして今回「絵」から「名古屋帯」が生まれ、熊本の象徴…「阿蘇」・「熊本城」をモチーフにした「火の国染め」が出来上がりました。本当に、有り難いです。
 
 今回、この「火の国染め」を『小さな巨匠が描く…火の国染め展』と称して、展示会を開催させて頂きます。ぜひ、お出かけ下さいませ。