0d10cd6d.jpgみなさまこんにちは♪
火曜日担当野田和子です

和の國は永らくお盆休みを頂きましてありがとうございました。
本日より元気に(代表が元気クニもんだけに)お店を開けさせて頂いておりますので、お近くにお越しの際はどうぞご来店くださいませ。
涼し気な風鈴の音とほうじ茶をご用意してでお待ち致しております。


さて本日はまたまた浴衣についてお話しさせていただきます。
立秋もはるかに過ぎ去り、いよいよ浴衣を着る季節も残り少なくなって参りました。
以前ブログの浴衣のお仕立てで、縫う長さをお話しさせていただきましたが、今日は見えない部分の工夫について少しふれてみたいと思います。


《1》まずは縫う糸についてです。

 正絹反物の場合は当然絹糸で縫うのですが、浴衣や木綿反物の時は?
普通に考えると木綿糸で縫うことになりますが、実はポリエステル製の手縫い糸で縫います。
と申しますのは、木綿は“普段着”なので着用する機会が多く、汚れたら洗います。
その時に木綿糸では縫った部分が縮んでしまうのです。
毎回アイロンを掛ける手間を省く工夫で化繊の糸を使用しています。
(※縫う側にとって“すべりが良い”という利点もあります♪(*´∀`*) /)


《2》衿の中身はどうなっている?
           (浴衣・ウールなど6〜7cm巾の細いバチ衿の場合)

 表に見えている衿はというと、左右の前身頃&衽(おくみ=一番端の細縦長い部分)と後ろ身頃の上端にぐる〜っと“地衿”が縫い付けられ、中央に掛け衿(共衿)が重ねて縫い付けてあります。
 そもそも着物というのは、巾38兪宛紊糧進(長さ約12m)を丈だけ切って、巾は着る人の体型に合わせて縫い込んであるので、端っこはほとんど直角です。
衿を縫い付けてある線より内側は、余った角々の部分が沢山ありますが、それを衿の中に上手く畳みこんで始末してあるので、着ていたりお洗濯しているうちに重力や身体の動きのために衿の中身が片寄りゴロゴロして着心地が悪くなってくるので、予防の為に掛け衿で見えない部分の地衿を縦長に荒くぐし縫いしてあります。

 他にも着物にはまだまだ沢山見えない部分の縫う工夫がありますので、また折を見てご紹介させて下さい。
 かかっている手間を知って着物を来ると、愛着もまた一段と湧いてくるのではないでしょうか。

 
※余談ですが、ほとんどの場合、この“掛け衿”は名前の通り“地衿”に掛けてあるだけなので糸を解くとぺらんと剥がせます。ですから、もし衿元を汚してしまって『身頃を洗うまではないなぁ・・』と思った時には、この“掛け衿”だけを外して自分でお洗濯をして、付け直すことも出来ます。(まつり縫いで大丈夫です)

※浴衣・木綿の着物が全て同じ仕立て方ではないので、ご注意下さい。


☆NPO法人きもの普及協会では 8/21(土)10:00〜 於パレア
 上田和裁さんによる着物のお仕立て勉強会がありますので、興味をもたれた方はい らっしゃいませんか?どなたでもご参加いただけます。(会費¥1000です)



お読み頂いた皆さま、後半戦の始まり始まりという気分で、下の表示をクリックして頂けませんか?
どうぞ、よろしくお願いします。

にほんブログ村 ファッションブログ 着物・和装へ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ

人気ブログランキングへ

blogram投票ボタン