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皆さまこんにちは、スタッフの鋤先美紀子です。
今日の熊本日日新聞夕刊には、「くまもと 人めぐり」コーナーに、和の國の代表 (茨木國夫)のことを取り上げて頂いています。

一足お先にご紹介を、と思いましたら、1面にびっしりと文章が掲載されてまして、文字を入力していましたら、あっと言う間に夕方になりました。。。

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『 くまもと 人めぐり 』 108 −− 7月21(土)熊本日日新聞 夕刊・1面 

NPO法人きもの普及協会代表理事 茨木 國夫さん(51)
『 帯締めて 気持ち前向きに 』

凛とした立ち姿。グレーの着物と黒の紗の羽織が粋だ。NPO法人きもの普及協会の代表理事・茨木國夫さん(51)=菊池市=は1993年から19年間、毎日着物や作務衣で暮らし続けている。洋服を着たのはゴルフコンペに参加した16年前の1回だけだ。
綿や絹などの自然素材を身にまとうことで、肌触りや着心地など目に見えない部分の感覚が研ぎ澄まされてきたという。「袖からスッと入る風や木々がそよぐ音…。五感で季節を楽しめるようになった」。着れば着るほど、日本の風土に合った伝統衣装である着物にほれ込んでいった。
へそ下の「丹田」で帯を締めると背筋が伸びる、と茨木さん。「締めた帯をポンポンッとたたくと、気持ちが前向きになるんです」

             ■             ■
祖父の代から続く呉服店の長男として生まれた。「小さいころ、父に反物の芯木でたたかれていた。着物や呉服屋正直、嫌いだった」。父に「跡を継げ」と言われたが、素直に従う気にはなれなかった。
大学卒業後、両親の承諾なしに金融系の会社に就職するが、「客よりも利益を優先する世界」と半年で退職。「家業を継いでほしい」という母の願いもあり、大阪の呉服店に住み込みで1年半修業した。
実家に戻り、スーツ姿で振り袖の訪問営業を始めた。ただ、「自分が着ていないのに着物を薦めることに違和感を感じていた」。

一方、着物が日常着ではなくなり、着る人がどんどん減っていくことが気に掛かっていた。「やるからには本物の着物屋をめざしたい」との思いでしたためた決意書が「きもの宣言」。「一生、どんな時も着物で過ごす」と書き、周囲の人たちに配った。退路を断つため、持っていた洋服をすべて処分。32歳の誕生日に着物生活を始めた。
「最初は着方が分からず夏なのに4枚重ね着をしていたため、体中にあせもができた」と振り返る。着物姿は周囲の視線を集めることも、身をもって知った。趣味だったパチンコも目立ち過ぎてできない。裸でいられる温泉だけが、心安らげる場所になった。「着物での生活は、思った以上に不便でつらかった」
 

            ■             ■
半年後、茶道に出合い意識が変わった。着物でたしなむお点前は、動作の一つ一つが美しく奥深い。茶道具や掛け物など季節の移ろいを感じさせるすべてに感動。「日本人であることのよさを思い出させてくれた」と言う。
体にもうれしい変化があった。雪駄を毎日履き続けていたら足の指が真っすぐになった。足元が安定すると身体のバランスが整い、肩も凝らなくなった。

人の目線を感じる毎日が所作や美意識を磨いた。自分が美しいと思えるものに自信を持てるようになり、店で扱う品の審美眼が自然と身に着いた。「お客さんに心から着物を薦めることができるようになった」。2003年、念願だった熊本市への出店も果たした。自身の体験を基に、着こなしや装いを提案する毎日だ。

「たくさんの人に着物を着てもらい、熊本を着物が似合う文化の街にしたい」と10年に、きもの普及協会を立ち上げた。着付けの勉強会や着物で楽しむ茶会などを定期的に開いている。着物に教えてもらったことは数知れない。「日本文化に親しみ、日本人ならではの楽しみや心の豊かさを感じてほしいですね」



■記者ひとこと■
柔らかい物腰、丁寧な言葉遣い。茨木さんのひと言ひと言は、着物への愛情にあふれていた。着物そのものの魅力はもちろんだが、「19年間着続けた」ことに対する自信が、茨木さんの力になっていると感じた。
梅雨が明けると「土用干し」の季節。部屋に冷房を入れ、たんすを階段状に開けるだけでも同様の効果があるという。確か祖母が、私に似合うといって、着物を保管してくれていたはず。晴れた休日に、祖母宅を訪ねて広げてみようかな。(伊豆野友美)


・写真右 キャプション(上):
反物を手にする茨木國夫さん=熊本市中央区城東町のきものサロン和の國(大倉尚隆)

・写真右 キャプション(下):
■こんな人■ ◇いばらき・くにお◇ 1961年、菊池市生まれ。熊本商科大(現・熊本学園大)経済学部卒業。熊本市の呉服店「きものサロン和の國」代表。菊池市の「きもの屋いばらき」も経営。
きもの普及協会代表理事。茶道のほか、能楽や落語もたしなむ。妻ゆりさん(45)、長女(20)と3人暮らし。菊池市在住。

・写真左 キャプション:
上通アーケードで知人と談笑する茨木さん=熊本市中央区
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取材を受けた、というお話を、代表がご来店頂いたお客様にお伝えしていますと、「私も、このコーナーにご主人が早く取り上げられないかしら?と密かに思っていたんですよ」というお声も頂き、何だか余計に嬉しいニュースとなりました。。。
お着物の普及にかける思いが、熊本の方々にももっと広がり、お一人、またお一人・・・と、お着物に触れる、ということに関心を寄せて頂くきっかけとなれば、本当に嬉しく存じます。。。






追記:くにモン
今まで数多くの取材を受けましたが、これだけ大きく掲載して頂くことは、初めてのことです。あっっ、2回目でした。
僕の顔の2.5倍程の大きさ、しかも一面。まさに、ウォンテッド状態です。
熊日一面夕刊、有難いのと、もったいない気持ちとが交差しています。
正直、僕が出るより、知人が出ているのを冷やかす方が、僕の相にあっているような気がします。。。(汗)

しかしながら、ずっときものを着ていたからこそ、こうやって光を当てて頂きました。
本当に有難いでことです。
衿を正し、初心に帰り、感謝を胸にずっとずっと着物を着続けてまいります。
きもの普及活動も、もっともっと努力いたします。
どうか、これからも何とぞよろしくお願いいたします。
茨木國夫 090-3600-9495

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