写真 (60)

和の國ファミリーのみなさま、こんにちは。急に寒くなってきましたね。
お変わりございませんでしょうか・・・?

僕は、一昨日から上京し、昨晩戻りました。
やはり東京は、たくさんの学びがあります。
学んだことを生かし、地元で活力にする、というのが僕の価値観です。
着いた当日の21日は、来年2月3日に業界カリスマ著者「真冬の熱い祭典!」で講演をさせていただくので、その打ち合わせ。

そしてその夜は、国立能楽堂12月講演に出かけて、お能を鑑賞してきました。
演目は、「鉢木」です。始めて、生で見ることができました。
本著の「和で幸福になる三十三箇条」でもそのことを書かせていただいていたので、「鉢木」に対して思い入れも人一倍です。





ある日、店の近くにある事務所を兼ねたマンションで、部屋着の浴衣を着てパソコン作業していたとき、店から「お客さまです」と電話が入りました。臨戦態勢突入。さっと浴衣を脱いで洋服ハンガーに掛けてあった木綿の着物に着替え、帯をシュシュッと巻きながら右近下駄を履きます。

部屋が9階にあるので、エレベーターのボタンを押し、待つ間に左足の足袋を履き、1階に着くまでに右足の足袋を履きます。扉のガラスで、衿元チェック。まるでひとりで避難訓練? あっという間に準備万端。その後、涼しい顔でお客さまにご挨拶させていただきました。

能曲の「鉢木」にあるように「いざ鎌倉」に対応するには、いつも整理して、いざというときに探さないようにする、普段からのさりげない習慣がものを言います。「いざ鎌倉」の精神は、最近特に重要視されている防災の備えにつながるでしょう。古くて新しい習慣です。




さてシテは、現代の観世流シテ方能楽師、東京芸術大学名誉教授で、本能楽会会長の野村四郎氏、それはそれは見事に演じられました。齢75歳、姿勢や所作も素晴らしくとってもかっこ良かったし、あんなおじさまになりたいなーと心底思いました。
また、大鼓は亀井忠雄氏、甲高い鼓の音色が心の中に響いていますが、調べてみると、人間国宝の方でした。

僕は、おシテさんのお姿と、この演目の背景を思い浮かべていたら、演目中、涙が溢れてきました。
「鉢木」という能の演目を通して、日本人としての持っておくべき価値観を教えてもらったような気がしました。
日本人として、文化を通して精神生をも学べるって、素敵なことだと思いませんか・・・。

我々のご先祖が育んできた、日本文化。
その文化を次の世代へ継承するのも、我々日本人の使命だと僕は思い、自分に出来ることがら、始めてまいります。




冬至を過ぎ、一段と寒くなりました。
しかししかし、ほんのわずかずつですが、日は長くなってきています。
季節は少しずつ、陰から陽へと動き出しています。
希望の光が、ふりそそぎ始めましたよっ。

いつもお付き合いくださり、誠にありがとうございます。
和の國は年内は29日(土)まで、休まず営業しています。!(^^)!
着物のことで、何かございましたら、お気軽にご一報くださいませ。
和の國:096-359-0805