お仕立のこと

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眠っている着物

みなさま こんにちは ♪ 
木曜日担当 野田和子です (*^_^*)


早速ですが、タンスの奥に長らく眠ってしまっているお着物はございませんか?

仕立てて一度は着てはみたけど、何となくしっくり来なくて・・・以来、仕舞いっぱなし。
頂いた着物があるけど、寸法が合わなかったり少し地味だったりで・・・

など、理由は様々でしょうが、何とか着てあげられないものかと気にはなるけど着る機会がなくて、とお思いのかたは沢山おいでではないでしょうか。

そこで、一つオススメがございます。

いろんなリメイクアイディアが浮かんできますが、その中でもこの寒いシーズンならではのモノ、着物を着た時に一番上に羽織る上っ張りや袖無しなどにお仕立て直しはいかがでしょう。

と申しますのも、最近の私の和の國での業務は、専ら大好きな“繕い物”や“お直しもの”を仰せつかっておりまして、例えば

,桓分用にお仕立てになっていた大島の袷羽織りを、お袖を外して袖無しに変身。

¬斂覆励海涼碓當甲紊鯆困れた方は、裄(袖の長さ)も丈も短いため、袖を外して底を大きく作り直して袖口にはゴムを入れ、丈も少し短くして、普段に気軽に羽織れる上っ張りに改造。

C棒物の夏の着物を頂かれた方のお直しは、元々縫ってある糸が時代を経て劣化していたので、解いて洗い張りの後、防水ガード加工をして新たに暑い時期に上から羽織る“塵よけ”に生まれ変わる。

 などがございます。

 これらは、女将さんがお客様からのご相談を受けて、実際そのお着物を見ながらご本人様とご相談して決まったものです。

 他にも、「雨コートを持っているけど、椅子に腰掛けたりした時に裾が開いてしまって着にくくて・・・」とお持ちになったお客様には、ホックの数を下まで増やしたり位置をずらして付け直すご提案や、男性物の羽織のち(紐を付ける部分)の位置をその方の体型にあった位置に少しずらす、などほんのちいさな工夫でお客様が着やすく感じていただけるご提案をさせていただいております。
 
 どんなに些細な事でも、不都合があれば袖を通す気が薄らぐものです。
和の國にいらして、お気軽にご相談(雑談)くださればきっと解決の糸口が見つかること請け合いです。
眠っている着物も日の目を見られて喜ぶ事でしょう。

 本日もご覧頂きましてありがとうございました。


 

名古屋帯の長さ・・・

写真blog


みなさまこんにちは ♪
火曜日担当 野田和子です (*^_^*)

 本日は朝から、晴れたり曇ったり突然雨が降りだしたり、風も強く、前線が活発に大気を動かしております。

 そんな足元のお悪い中、午前中開店早々にお写真の和代さまにお越しいただきました。
和代さまは、お母さまから沢山の着物や帯を譲り受けになられたのをきっかけに、「最近着物を着る練習をしています。」とのことです。
 とても細い方でいらっしゃるので、少々恰幅のよいお母さまのお着物や帯は和代さまには「大きくて着にくい」とおっしゃり、本日は“名古屋帯の長さを短く”と和の國にお持ちになりました。
 先日、お友達とご一緒にお店にお立ち寄り頂いた際、その件をご相談になったところ、女将さんから「何でも出来ます、どうぞお持ち下さい。」と言われ本日お越し頂いた次第でございます。

 せっかくの綺麗な帯ですから、お身体に合った寸法で心地よく、楽しくお召し頂ければとても嬉しいことでございます。はじめにお作りになったお母様も喜ばれることでしょう。

 このように、お着物に関しましてのお悩みやご質問など、どんなに小さなことでも構いませんので、お気軽にご相談下さいませ。日頃から自分が着て体験した事を基に、優しい女将さんが親切丁寧にご相談をお受けいたしております。


 本日もご覧頂きましてありがとうございました。



お宮参り

写真


みなさま こんにちは ♪
火曜日担当 野田和子です (*^_^*)

 時が経つのは早いもので、今日と明日二日を過ごしますと11月、今年の残りがとうとう2月となってしまいます。
そうして11月7日は立冬です。季節はいよいよ冬に移行してまいります。

 そんな中、本日の私の業務の中に、着物(四ツ身)の縫揚げのお直しがありました。
今年も七五三のお祝いの時期がまいりました。未来の社会を担ってくれるお子様方の節目を家族でお祝いして喜ばれるご家庭も沢山のことでしょう。男の子のスーツ姿や女の子のドレス姿ももちろん可愛いらしいのですが、どんなに小さく(幼く)てもやはり日本人には着物姿は間違いなくよく似合います。沢山の方々に纏っていただきたいと切に願います。

 仮りにお仕立ては既製品のお着物であったとしても、お一人お一人違うお子様の体型に合わせて縫揚げをしますので、結果全て“お誂え”となります。

 この他にも、半衿の付け直しやコートなどお召しになった後にお感じの不具合部分の修正、日頃お召しになっているうちにほころんできた部分(裾や脇・または帯など)の補修等々、和の國ではお着物の事に関しましては何でも承っておりますので、他でのお誂え品であってもどうぞお気軽にお声かけ下さいませ。

本日もご覧頂きましてありがとうございました。

体感温度

みなさまこんにちは、スタッフの鋤先美紀子です。
昨夕は大分温かく、部屋の中ではシャツ一枚で過ごしておりました・・。そして今日は久しぶりの雨天ですね。

10月も半ばを過ぎ、週末に着ようと思っていた着物は、単衣(木綿)か袷かどうしようか、と考えていたものの、今日のような体感温度では、あと一回お単衣を着ようかな?と思ってしまいます。
つい先日まで涼しかったのですが、まだまだ行きつ戻りつですね。

出勤前に行かせて頂いたお茶のお稽古でも、ちょうど先生方がこの時期に着るお着物のことを話していらっしゃいました。「10月と言っても、熊本はまだ単衣でもいいような感じね。これが関東・関西になると、袷にしなければいけないんでしょうけれど」と…。

店に入り、代表にもそのことを尋ねますと、「茶道のお家元では、10月1日から必ず袷を着ることになっているけれど、普段の着こなしであれば、その時期の気候に合わせて調整しているのが実情。。。今では胴抜きというお仕立てによる着方もあるので、そちらも紹介している」と。

・・・正式には袷の時期に入っているのですが、年々少しずつ気温も上昇していますよね。
お稽古場と店で話をうかがい、安心してお単衣を着ようという気持ちになれました。
あと一度単衣に袖を通し、その後すぐお手入れにも出そう、と。。。

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さて和の國では、19日(金)〜21日(日)まで「10月展」が開催されます。
お気に入りのお着物に、これまでと違う雰囲気の帯を合わせて頂いたり、改まったお席にも重宝します、色無地をお探しになられたり・・・。また、ご自宅のお着物等のお手入れなど・・・どのようなご相談でも、まずはお気軽にお立ち寄りいただければ、と存じます。


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ホック付け

《クイズです》
Q.さて、写真のホックはどこの部分でしょうか?
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みなさま こんにちは (*^_^*)
火曜日担当 野田和子です ♪

 昨日の “金環日食” に続き、本日は “スカイツリー開業” の話題で世間は沸いておりますが、昨日も今日も残念ながらお天気にはあまり恵まれなかったみたいですね。

 本日の熊本市内は、朝は肌寒い程でしたが、日中は日差しも強く、すっかり初夏の気候でした。
 そんな中、和の國には、今年NPO法人きもの普及協会に新しくご入会された“たけしさま”が、「暑い時期に涼しく着れて、気軽に手入れが出来る、白っぽい着物を作りたい」と、お孫さまとご一緒にご相談にみえました。
「家では、浴衣が普段着で、よそ行きに・・・」とのこと。
また、「せっかくNPO・・に入ったのだから、より多く着物を着る機会を増やしたい!」ともおっしゃっていました。
 暑い夏に、涼しげな麻のお着物で颯爽と歩かれるお姿を早く見せて頂きたいと今から楽しみです。

 さて、本日の私の仕事・午後編は、お写真のホック付けでした。
手芸屋さんで売ってある “スナップ” を、白い絹の布でくるんで(丸い輪っかに糸で縫って絞ってくるみます)、衿の背中心部分とその両脇に3個(セット)・6箇所縫い付けます。
 今回、‘お母さまがお持ちの沢山の着物の中から、ご自分用に着られるものを選んで!’とご用命いただきましたので、先日おかみさんがご自宅におじゃまして、タンス診断をさせていただき、ホック付け7枚を賜った次第でございます。

 このように、和の國ではお召しいただく方に少しでも『着やすい♪』と感じていただけるお手伝いを、どんなことでもお受けいたします。
 何なりとお気軽にお申し付けくださいませ。

他にも“着やすい工夫”がいろいろございますので、今後も折を見つけてご紹介させていただきたいと思います。

・・・・・ ☆ ・・・・・ ☆ ・・・・・ ☆ ・・・・・ ☆ ・・・・・ 

ということで、クイズの答えは、着物の『衿のホック』でした。

本日もありがとうございました。

八掛のお直し、出来ました。

IMG_3761 - コピー

皆さまこんにちは、スタッフの鋤先美紀子です。
今朝出勤しますと、店舗前にポインセチアが飾られていました。
和の國が入っているグランガーデン熊本ビルでは、毎年各店舗で飾っているのですが、今年はその様子がリビング熊本さんでも紹介されるようです。

さて今日の画像は、私の大好きなみさやま紬(長野県、横山俊一郎さん作)です。
過日(10/15ブログ)で書いていました、八掛のお直しが出来上がりました(大分前にできていたのですが)。
お直しに出す前は、本当に摺れまくりでしたが、ご覧のように新品の八掛のように、綺麗に仕上げて頂きました。

全体を布地から取り換えなくても、八掛の縫いしろ部分を解いてずらしてもらえる、と女将さんに聞いたおかげです。

お値段を聞いて(税込11,000円でした)、始めはそれなりにお代がかかるのだ、と思いました。
しかし女将さんから、その工程がとても手間のかかることだとうかがい、逆に、解いて縫い直して頂いたことが有り難く、また、同じ八掛が生かされたことも嬉しくなり、より愛おしくなってきました。。

NPO会員の方々がおっしゃっていたのですが、日本で着物が日常着だった頃は、普段着の表地が傷んでくると、解いて場所を変えて縫い直し(タイヤローテンションのように?)、いよいよ着物としてはお別れ、となると、座布団カバー等として利用されたそうですね。
私もお着物だけでなく、日頃から物を大切にしなければ、と思います。。

みさやま紬は東京展示会でも着用し、その良さをお一人でも多くの方にお伝えできれば、と思っております。

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一反か二反か

0618bbe0.jpg皆さまこんにちは、スタッフの鋤先美紀子です。
朝晩はかなり気温が低くなってきましたが、お昼間は丁度いい温かさで、室内にいるのがもったいないくらいですね。

さて今日は、午後より熊本市国際交流会館で、(社)日本和裁士会主催の「全国和裁研修会」〜私の使命感〜が開催されています。

そこで今日のブログでも、お仕立てに関する話題を書かせて頂きます。

以前レイ様というカナダ人の男性から片貝木綿のお着物をご用命頂いたのですが、大柄の男性で、裄も長いお方でしたので、当初、反物を二反使用してお仕立ての方向で、見積りをしておりました。
(写真は同色のものではなく、色違いですが)

それが、お仕立てご担当者の素晴らしい裁量で、ギリギリ一反で縫い上げて下さったのです。
とても体格の良い方でしたので、一反で出来上がったとお聞きした時には、本当に驚きました。

納品の際には、レイ様ご夫妻に大変お喜び頂き、また、ご紹介下さった年枝さまからも、つい先日「良かったよねー」とお言葉を頂戴したばかりでございます。。

今回のお仕立てのケースでは、袖の部分で綺麗につなげて下さり、試着された時には私には全くわかりませんでした。
元々ある手法だそうですが、その時初めて見ることができました。。

ブログをご覧の皆さまの中にも、身長が高い、腕の長さが長い、腰回りが少し広め・・等と思われる方もいらっしゃると存じますが、一度是非ご相談にお越しになりませんか?
また体型が変化した、というお方も、ご自分の今の体型に合わせてお仕立て直しをされると、着付けも楽になるそうです。(私も独身の時の着物が、少々着にくくなっています)

皆さま、どうぞお気軽にお問い合わせ下さいませ。


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七五三の晴れ着

ea966bc0.jpgみなさまこんにちは♪
野田和子です


秋も一層深まってきたような気候となりました。

 本日は、七五三のお祝いでお召しになる晴れ着“一つ身”の縫い上げをさせて頂きました。

 新調されたお着物ですと、はじめからプロの仕立て屋さんがなさいますが、以前にどなたかがお召しになったお着物ですと、今回のご本人とは多少寸法が違ってまいりますし、前回から何年も経っておりますと、縫い上げは解いてお仕舞いの方も多いかと思います。

 本日は、お着物、お襦袢の縫い上げと刺繍の半衿付けでしたが、その際におかみさんのお話しに『なるほど!』と感心されられたことがあります。

 それは、『単に基本通りに縫い上げをするのではなく、多少基本から外れていたとしても“着やすさ”と“見栄え”を重視する』とのことでした。

 昔のように、小さいお子さんでも日常的に着物を着ての生活でしたら、“見栄え”の代わりに“解けない丈夫さ”を重視することになるのでしょうが、今日では当日の数時間を晴れ着で過すだけですから、記念写真を綺麗に…の為と、日頃着つけていないお子様の動きを加味してなされた方が良いわけです。

 何事も立場が変われば見方(やり方)も変わる、ということをあらためて認識させていただきました。

 おつき合いありがとうございました。
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トータルで・・・

皆さまこんにちは、スタッフの鋤先美紀子です。
今日は朝一番に孝一様がお見えになり、お洒落な横縞の入った黒い羽織(袖なし)や、着心地のいい藍染めの作務衣等を納品させて頂きました。

お話を聞いていますと、
「先日店の前を通ったらこちらのご主人が見えて、丁度作務衣を作りたかったので、入ったのがご縁です。

この藍の羽織(先程とは別の)は他の店で求めた時、丈を短くしてもらっていたんだけれど、紐の位置がそのままで、低すぎてしょうがない。
この紐もこちらで位置を直してもらって良かった」と…。

23日(日)の「きものde美術鑑賞」(「NPO法人きもの普及協会」主催イベント)にもご参加頂けるそうで、
「その時にまたご主人に色々と教えて頂くのも楽しみです。今日はこの羽織(黒)を着よう」と早速お召しになり、次の予定へとお出かけになりました。

昨日女将さんがブログで紹介していた、和の國オリジナルの羽織だったのですが、本当に素敵でした。。。
また着用されたお姿を拝見できれば嬉しいです。


さて今日は、お店前面のディスプレイを写してみました。6082b49c.jpg
先日よりガラスの台に、お着物と伴にバッグ、お履物…とトータルにディスプレイしています。
帯はどんな物を合わせましょう…?
是非、お好きな雰囲気で想像してみて頂けませんか?


いつも、ありがとうございます。



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初の八掛お直し

皆さまこんばんは、スタッフの鋤先美紀子です。
日が暮れるのも早くなり(今日は午後から雨天ということもありますが)、店の前に並んだ車も、テールランプがくっきりと浮かび上がっています。

今日は私の着物に関する初体験について、書かせて頂きます。

先日、久しぶりにみさやま紬を着よう、と、着る直前になって箪笥から出したのですが、いざ広げると、内側の裾部分に所々穴が開いており、摩耗しています。。
最初は「えー!? 虫喰いー?」・・・いやいや、絹の着物だし、有り得ない・・。

訳も分からないまま、店に持って行きますと、
「そろそろ八掛の換え時かもしれない。。下前の内側が擦れているので、それだけ良く着た、ということでしょうね」と女将さん。

そして女将さん曰く「私は1シーズンで八掛が擦れてしまうので、実はシーズンごとに換えている」とのことでした。
これにはビックリです! そのぐらい消耗する世界なんですねー。

私の他の着物はと言えば、どれもまだ八掛は大丈夫なようです。
振り返ると、ここ数年は大好きなみさやま紬ばかりを着ていた、とも言え、納得しますが、とにかく驚きました。。

今回は裾の部分のみ、お直しすることに。。
女将さんのアドバイスで、全体を取り換えなくても、八掛の縫いしろ部分を解いてずらしてもらえる、と聞きホッとしました。。

ちなみに歩き方によっても、八掛の擦れ方の程度が違うそうです。
大股でズンズン歩いていた私は、それだけ裾の部分に負担を与えていたんですね。
これからはもっと女性らしく、静かに歩こう、と思っています。。37a20cf4.jpg

今日もおつきあい頂き、ありがとうございます。




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浴衣のお仕立て

0d10cd6d.jpgみなさまこんにちは♪
火曜日担当野田和子です

和の國は永らくお盆休みを頂きましてありがとうございました。
本日より元気に(代表が元気クニもんだけに)お店を開けさせて頂いておりますので、お近くにお越しの際はどうぞご来店くださいませ。
涼し気な風鈴の音とほうじ茶をご用意してでお待ち致しております。


さて本日はまたまた浴衣についてお話しさせていただきます。
立秋もはるかに過ぎ去り、いよいよ浴衣を着る季節も残り少なくなって参りました。
以前ブログの浴衣のお仕立てで、縫う長さをお話しさせていただきましたが、今日は見えない部分の工夫について少しふれてみたいと思います。


《1》まずは縫う糸についてです。

 正絹反物の場合は当然絹糸で縫うのですが、浴衣や木綿反物の時は?
普通に考えると木綿糸で縫うことになりますが、実はポリエステル製の手縫い糸で縫います。
と申しますのは、木綿は“普段着”なので着用する機会が多く、汚れたら洗います。
その時に木綿糸では縫った部分が縮んでしまうのです。
毎回アイロンを掛ける手間を省く工夫で化繊の糸を使用しています。
(※縫う側にとって“すべりが良い”という利点もあります♪(*´∀`*) /)


《2》衿の中身はどうなっている?
           (浴衣・ウールなど6〜7cm巾の細いバチ衿の場合)

 表に見えている衿はというと、左右の前身頃&衽(おくみ=一番端の細縦長い部分)と後ろ身頃の上端にぐる〜っと“地衿”が縫い付けられ、中央に掛け衿(共衿)が重ねて縫い付けてあります。
 そもそも着物というのは、巾38兪宛紊糧進(長さ約12m)を丈だけ切って、巾は着る人の体型に合わせて縫い込んであるので、端っこはほとんど直角です。
衿を縫い付けてある線より内側は、余った角々の部分が沢山ありますが、それを衿の中に上手く畳みこんで始末してあるので、着ていたりお洗濯しているうちに重力や身体の動きのために衿の中身が片寄りゴロゴロして着心地が悪くなってくるので、予防の為に掛け衿で見えない部分の地衿を縦長に荒くぐし縫いしてあります。

 他にも着物にはまだまだ沢山見えない部分の縫う工夫がありますので、また折を見てご紹介させて下さい。
 かかっている手間を知って着物を来ると、愛着もまた一段と湧いてくるのではないでしょうか。

 
※余談ですが、ほとんどの場合、この“掛け衿”は名前の通り“地衿”に掛けてあるだけなので糸を解くとぺらんと剥がせます。ですから、もし衿元を汚してしまって『身頃を洗うまではないなぁ・・』と思った時には、この“掛け衿”だけを外して自分でお洗濯をして、付け直すことも出来ます。(まつり縫いで大丈夫です)

※浴衣・木綿の着物が全て同じ仕立て方ではないので、ご注意下さい。


☆NPO法人きもの普及協会では 8/21(土)10:00〜 於パレア
 上田和裁さんによる着物のお仕立て勉強会がありますので、興味をもたれた方はい らっしゃいませんか?どなたでもご参加いただけます。(会費¥1000です)



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体格に応じて

a5e6b471.jpgみなさまこんにちは、スタッフの鋤先美紀子です。
先月より、店内ではガラスの器や花器が使われ、仕事の合間に涼を感じ、楽しんでおります。

いつも女将さんが活けてくれる小さな野の花も、大変愛らしく、ようやく一枚写真が撮れました。
(フラッシュをONにしたりoffにして。目で見た感じと写真では、若干雰囲気が違うのですが…)

さて今日は開店と同時に、年枝さまのご紹介で、やすよ様とご主人のレイ様がお越しになりました。
今日はご主人様用に、木綿の着物のお誂えでございます。

レイ様はカナダご出身で熊本にはもう十数年お住まいで、日本文化に親しまれ、特に相撲が大好きで、以前よりお着物にも関心を持たれていたそうです。
体格が良く、裄も長いお方でしたので、今回は反物二反分でお仕立てさせて頂くことになりました。

出来あがりと、実際にお召し頂く日が、今からとても楽しみです。
今日も、ありがとうございます。


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お洒落なコート

12828d36.jpgこんにちは、スタッフの鋤先美紀子です。今日は風がやや強く、店の前の街路樹も葉を大きく揺らしています。

さきほどは直子さまが、色無地の染め替えのご相談にお見えになりました。これから先、長く着られるような色を、と、お好きな薄藤色に少し灰味をかけた色を選ばれ、一段落されると、ご一緒にお越しの敦子さまと「コートや羽織も本当はつくりたいんですよねえ」と…。

丁度正面にかけてありました、葵をあしらった紫紺色(〜焦茶にかけた)色の小紋に目を留められ、「これ素敵ですねー。さっきから気になっていたんです。こちらをコートに仕立てることもできますか?」
染め替えで選ばれた大きな見本生地の上に、小紋を重ねると、とてもエレガントな色合わせです。
「長羽織も欲しいですけど、コートを持っていないので」と、さっそく道中着でのお仕立を承りました。

これからの季節、お洒落な和のコートを1枚はおられると、お出かけするのも益々楽しみになって参ります。長さもお好みで仕立てられますので、車を乗り降りする際など、内側の着物や帯のカバーにもなり、安心ですよね。
おしゃれ着展では、小紋なども数多く揃えております。お出かけ着やコートのお見立てなどなど、ぜひご覧いただきたく存じます。

今日も、ありがとうございます。
         鋤先美紀子



受け継がれるお着物

昨日からぐっと涼しくなりまして、「そろそろ着物を着たいなあと思って」とおっしゃるお客様が、今日も続けていらっしゃいました。

そのうちのお一人 ゆみさまは、お母様から譲り受けた着物のお仕立て直し分を受け取りに。。。
春にお召しになったところ、裄が少し短く、袋帯は金糸をふんだんに使った改まったもので、これから着るならば、自分の寸法に合わせて、広い範囲で活躍する素敵な袋帯があれば、と思われていたそうです。

お母様のスワトウ刺繍の附下げと大島紬。。その両方に合う、優美でモダンな葡萄唐草柄の袋帯をお気に召されました。。お呼ばれの席から普段のお洒落に、本当に大活躍してくれる素敵な帯でございます。

お手持ちのお着物も、帯が変わると雰囲気や着用範囲が変わり、そのお着物への新たな愛情が芽生えそうですよね。
これからの過ごしやすい季節を機に、ぜひ、コーディネートのこと等ご相談いただければ幸いです。
今日もありがとうございます。
和の國 鋤先美紀子
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